鹿浦大橋の紹介
鹿浦川を横断する集落間の交通の要である高さ70mの橋梁
平成12年3月に建設が開始され、平成15年に完成・開通。(全長:240m / 幅員:車道:6.0m、歩道:3.0m / 全幅:10.25m)
伊仙町鹿浦地区にある鹿浦川の渓谷部を通過する区間は地理的制約により、道路幅が狭く、急カーブや急勾配が連続していたため、周辺集落の交流が阻害され、基幹作物であるサトウキビの運搬車の通行に支障をきたしていました。これらを解消するために、渓谷部を長大橋で渡るバイパスルートを計画し、産業・経済・文化の振興・発展に寄与することを目的に建設された橋梁が鹿浦大橋です。
鹿浦大橋の見どころ
素通りしないで!絶景ポイント多数の鹿浦大橋
伊仙中心部から犬田布方面へ車で走ること約5分。
見晴らしのいい直線道路の先にあるのが鹿浦大橋です。
鹿浦川と刻まれた親柱には、「波」と「風」をモチーフに徳之島産の琉球石灰岩の無垢材を削り出して造形されています。
鹿浦大橋は鹿浦漁港前を通る旧道が急カーブや急勾配が連続して大型車の通行に支障をきたしていたため、それらを解消するために鹿浦川の渓谷部に建設されました。
鹿浦大橋の特徴は下部工にあり、2本の橋脚の高さが60mと非常に高いため鋼管コンクリート複合構造という鹿児島県内でも珍しい工法で施工されました。
伊仙方面から鹿浦大橋へ向かっていくと、橋の手前左手にはちょっとした休憩所があります。
駐車スペースも広々として、屋根付きのベンチもあるのでドライブに疲れた時など、一息いれるのにはピッタリ!その屋根付きベンチの前には「長寿の路」という長寿の里 伊仙町ならではのルートマップが設置されています。
橋の歩道を歩くとそこには真っ青な海がひろがっており、まさに絶景。
また、島内では海の透明度が高く、綺麗なことで有名な鹿浦漁港を真上から見下ろすことができます。
ただ、高さが70mもあるので足がすくんでしまう人もいるかもしれません。
この鹿浦大橋が開通したことで、橋の真下に位置した「鹿浦郵便局」は移転することになりました。
移転先は、鹿浦より山手側の阿権という地区。
阿権地区内にあるこの郵便局の名前は、今でも変わることなく「鹿浦郵便局」のままです。
日差しの強い夏場は、太陽光に反射してキラキラと輝く大海原が眺めることができて、そこから振り返ると生命力溢れる深々とした緑を眺めることができる絶景ポイントです。
ドライブで近くまで来られたら素通せずにちょっとだけ立ち寄ってみてください。
鹿浦大橋の情報
スポット名 | 鹿浦大橋 |
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住所 | 鹿児島県大島郡伊仙町鹿浦 |
料金(入場料等) | 無料 |
駐車場の有無 | 無し |
その他設備 |
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アクセス | 徳之島子宝空港から車で30分・亀徳新港から車で35分 |