徳之島なくさみ館(イベント会場)の紹介
島一番の広さの闘牛場!徳之島名物の闘牛を見るならばここ
なくさみ館は伊仙町目手久にある闘牛場です。
以前は島のあちこちに小規模な会場が点在していましたが、全島一大会などで大勢の観客を収容できるよう、なくさみ館が建立されました。屋根付きになっているので、雨天時でも試合が行えるようになりました。
お正月や成人式、卒業祝いや収穫祝いなど、おめでたいことがあると闘牛大会が開かれます。
島人だけでなく、鹿児島や沖縄、宇和島や東京など、全国各地から闘牛ファンが押し寄せます。
徳之島なくさみ館(イベント会場)の見どころ
大迫力!牛と牛との本気のぶつかり合い 激突の音が響き渡る
なくさみとは、もともと「なぐさめる」の意味です。
農業や日々の生活の辛さをなぐさめることから、古くは闘牛だけではなく島唄や魚釣りのことも「なくさみ」と呼びました。
闘牛の歴史はおよそ300年前の島唄にも残されており、古くから島の人々に愛されてきました。
現代では牛の体重によって、相撲の番付けと同じように横綱や大関などと格付けをして試合を行っています。
試合の際には、「勢子(せこ)」と呼ばれる紅白の法被(はっぴ)を着た人が、独特の掛け声によって牛を奮い立たせます。
どちらかの牛が相手にお尻を見せて逃げ出した時点で、戦意喪失と見なされて試合終了となります。
闘いに勝ったら『ワイド節』という伝統の歌を歌い、牛にまたがってお祝いです。
大きいものでは1000kgを超す牛同士の、激しいぶつかり合いは正に手に汗を握る真剣勝負です。
草食動物とは思えない荒々しい鳴き声やひづめが立てる砂煙も、この場所でしか味わうことができません。
なるべく前方の席の方が大迫力で楽しめますが、あまりの近さに牛の汗やつばが飛んできますよ。
併設されている資料館で、さらに詳しく闘牛の歴史やワザ、角の種類などについて知ることができます。
闘牛の試合が行われていない時でも、ドームの見学は可能です。
運が良ければ、稽古をする牛の様子や練習試合を見ることができます。
※なくさみ館は公共の施設ですが、背面の牛舎は個人の私有地となります。
見学や撮影は可能なものの、100%牛がいるわけではない旨をご了承ください。
徳之島なくさみ館(イベント会場)の情報
スポット名 | 徳之島なくさみ館(イベント会場) |
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住所 | 鹿児島県大島郡伊仙町目手久626 |
管理者 | 伊仙町きゅらまち観光課 |
電話番号 | 0997-86-2093 |
料金(入場料等) | 催事によって異なる |
駐車場の有無 | 有り |
その他設備 |
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アクセス | 徳之島子宝空港より車で45分・亀徳港より車で約20分 |